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映画「ゴジラ」(初代)を観た海外の人々は何を感じたか?【海外の反応・レビュー翻訳】

2019/11/22 15:55|日本の映像作品TB:0CM:40

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 ご無沙汰しております。長らく更新をお休みしていましたが、また再開いたします。更新休止中にも見に来て下さった方、メッセージを下さった方、どうもありがとうございます。またご覧頂ければ幸いです。

 今回は、映画「ゴジラ」(1954年)の海外レビューを翻訳しました。

「ゴジラ」と言えば、説明は不要でしょう。1954年の公開以降、国内外で計30本以上の続編があり、今年になってからも海外版の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が公開されて人気を集めているのですからね。

 海外にも強い支持者を持つこのシリーズ、今回は映画批評サイト「IMDb」に投稿された初代ゴジラのレビュー(投票数:26,416件、平均点:10点満点中7.6点)を翻訳して、海外ゴジラファンの声をお届けいたします。

↓では、レビュー翻訳をどうぞ。

翻訳元: IMDb






● 「最も重要な映画(私にとって)」
  評価:★★★★★★★★★★

 これは私が映画業界で働くきっかけを作ってくれた映画だ。鑑賞した当時の幼かった私にとっては、過去最高の映画だった。何度も何度も繰り返し観たものだ。そびえ立つような巨大な怪物に怖れを抱きながら、同時に強く惹きつけられた。心底恐れを感じ、憂鬱にさせられながら、熱くさせられもした。とにかく私の感情は激しく揺さぶられたのだ。ゴジラの登場する悪夢を何度か見ることになってしまったものだが、同時にこの映画のすべてを愛してもいた。後になってゴジラには続編があり、何本もの作品があることを知った時には狂喜したものだ。

 今でも、スクリーンに登場するこの「ビッグG」のことはずっと愛している。ただし子供時代の私は、この作品の本当のメッセージは理解していなかった。その後、成長するにつれ、ゴジラが放射熱線を吐く単なる巨大モンスターでないことに気づいていった。
 
 ゴジラは戦争の象徴だったのだ。このモンスターを生み出したのは我々であり、我々を破壊していたのは、実は我々自身だった…。そのことに気づいた時、ゴジラは私にとって真の傑作になった。






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● 「巨大な傑作だ!」
  評価:★★★★★★★★★☆

 1933年の「キングコング」と共に、このオリジナルの「ゴジラ」も最も重要なモンスター映画だ。そして、すべての映画愛好家が少なくとも一度は鑑賞するべきと思える数少ないホラー映画でもある。

 なぜかって? もちろん、この映画には安っぽいモンスター映画をはるかに超えるものがあるからに決まっているだろう!この映画は黙示録さながらの暗いSFの形を取りながら、核と新たな兵器への恐れが表現されているんだ。と言っても、私としてはゴジラの裏側に隠された深い意味に入り込むつもりはない。一番大事なのは、体にアドレナリンが駆け巡る圧倒的なアクションシーンを鑑賞することなんだから。理論武装をしてから観る必要なんて一切なしだ。
 
 私がこの映画を深く愛する多くの理由の一つ(キングコングにも共通している)は、我々が見たくてたまらない巨大モンスターを目にするまで、長々と退屈なスピーチを聞かされたりして延々と待つ必要がないからなんだ!ゴジラの記念すべき初登場は、映画開始からたったの20分後だ。そして、そこから楽しくも忙しい狂乱のモンスター・パーティが始まるぞ!
 
 ただ、最初はちょっと不満を感じるだろう。というのも、ゴジラは海から来ることになっているので、最初の舞台は島だからだ。だが安心してもらいたい。ゴジラはすぐに大都市東京へ向かってくれる。もちろん、ヤツはあの圧倒的パワーと放射熱線で東京を破壊したくてたまらないからだ!そしてゴジラは期待通り日本の首都、東京で思う存分暴れまわってくれる。建物を破壊し、街を火の海にする姿は実に印象に残る。まさに伝説的なレベルだ。
 
 モンスターのコスチュームを身に着けた役者は非常に良い仕事をしてくれた。個人的にはコンピュータで作られた特殊効果よりずっと好ましい。注意深く再現されたであろう東京のミニチュアセットにも魅力がある。そしてあの力強い音楽も忘れちゃいけない。あのおかげで、ゴジラの恐ろしさも一層引き立つというものだ。スタッフたちはみんな最高だ!
 
 ゴジラには山のように続編があるが、それも初代のゴジラがあれほど素晴らしい作品だったからこそだ。それらの続編も観ていくつもりだが、どの程度期待していいかは分からない。まあ、初代ゴジラの半分くらいの出来であってくれたなら、十分満足できるんだが。






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● 「ゴジラ:圧倒的な日本映画」
  評価:★★★★★★★★★★

 この作品は傑作だ。昔からゴジラシリーズの大ファンで、この初代ゴジラを観たのは12歳くらいのころだったと思う。心から感銘を受けた最初の作品だった。その頃、周りの友だちは日本について知っているのはポケモンくらい、観ている映画は普通のハリウッド映画くらいといったものだったんだが、僕はその時すでに良い映画を見極めるセンスを持っていたわけだ。最近になってからもう一度ゴジラを鑑賞したけれど、最初に観た時の強烈な印象は何も失われていなかった。

 この映画はすべてが完璧だ。まずはあの独特の雰囲気。映画の出だしは最高のホラー映画としての価値がある。観客が目にするのは破壊、恐怖、苦しみ、そしてこれから何が起こるのか分からないもどかしさだ。観客は身を乗り出してスクリーンに釘付けにならざるを得ない。そしてゴジラが登場した時の、背筋が凍るようなあの感覚。この醜い巨大生物は、たとえ外見が似通っていようとも、平凡なアメリカ映画に出てくるモンスターとは比べ物にならないほど恐ろしい。
 
 この映画のもう一つの強みは役者たちの演技だ。風変わりで孤独な芹沢博士は、最後には温かい心を持つヒーローとなる。このキャラクターは実に印象的で、芹沢博士を演じる平田昭彦の演技には心をつかまれた。最後は泣きそうな気持ちにさせられたものだ。好奇心旺盛だが頑固者の山根博士を演じる志村喬、そして彼の美しい娘を演じる河内桃子も素晴らしい。これに宝田明が演じる尾形秀人が加わった4人の関係は、とてもうまく描かれている。彼ら4人を結ぶのは単なる愛と尊敬ではなく、もっとずっと深いものがあるんだろうなと感じさせてくれるんだ。
 
 彼らが登場するのは1時間半ほどに過ぎないが、同時代の3時間や4時間のハリウッド映画に登場するキャラクターたちよりもよっぽど本物らしくて、多様で、強い印象を残してくれる。日本のほうがはるかに先へ進んでいたようだ。また、通常とはだいぶ異なる見せ方ではあるけれど、日本文化の一端を垣間見せてくれるという意味でも興味深い作品だった。また、この時代の作品としては特殊効果も優れていたし、それをとらえるカメラワークも実に緻密かつアーティスティックなものだったと思うね。
 
 東京湾に現れたゴジラは電車を破壊し、送電線を断ち切り、長い時間をかけて組み立てられたであろうミニチュアの街を一瞬で踏み潰してゆく。個人的にはゆっくりと倒れていく塔の描写が好きだったが、これらのシーンはどれも強烈に心に残った。忘れがたさという意味では、今の技術を使っても、これほどのものを作り出すことは出来ないだろう。
 
 第二次世界大戦の直後で戦争の記憶が生々しく残っていた頃だったからこそ、こんなマジックを生み出せたのかもしれない。また、サウンドトラックも忘れちゃいけない。暗く不気味な音楽だけど、同時に堂々としていて、どこか威厳のようなものを感じるメロディでもある。そして、一度聞いたら耳から離れない。だからこそ、何十年もの間、繰り返し繰り返し使われ続けてきたんだろう。モンスターの叫び声も、同じように耳に残り続けている。
 
 この作品は四部構成になっていて、互いのバランスも良い。最初は大惨事を扱うホラー映画として始まり、続いて科学と政治を扱うシリアスなドラマになり、次には凄まじい破壊が描かれる。そして最後は人間性と哲学的なメッセージで締めくくられるわけだ。
 
 4つの素晴らしい映画を1つにまとめたこの傑作には、退屈する瞬間がない。僕は毎月観続けることだってできる。まだ観たことがない人はぜひ観るべきだね。あなたの傑作リストに新たな一本が加わることは確実なんだから。






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● 「嬉しい驚き」
  評価:★★★★★★★☆☆☆

 授業でゴジラのオリジナルを観ることができて、とっても興奮したよ。まあ、特殊効果が陳腐なものだったと感じたことは認めざるを得ない。とは言え、僕が特殊効果について語るのは適切じゃないのかな、とも思う。僕は映画学校に通っているから、最先端技術を駆使した映像を普通の人よりはるかに見慣れている。そんなわけで、ゴジラの特殊効果を安っぽいとか言うのはアンフェアかもしれない。

 この初代ゴジラは単なるモンスター映画ではなく、ドラマからサスペンスまで幅広いジャンルをカバーしている。トーンは終始一貫して暗く悲劇的だ。そんな中、キャラクターの三角関係は実に効果的な味付けをしてくれている。全体としても役者たちは内面の葛藤を非常にうまく表現できていた。

 そしてなんと言っても素晴らしいのは、今に至るまで続く長いシリーズをここで確立させたということだ。映像で反核兵器のメッセージを表現できたことも素晴らしい。今の時代にも十分に通用するメッセージだ。ゴジラは人間の無知と油断を象徴するものだが、そういった意味では、監督の本多 猪四郎は本当の意味でのグロテスクなモンスターを作り出してくれたのだと思う。その視点から見ると、最近の作品に出てくるゴジラは初代ほどには生々しくも感じられないし、恐ろしくもない。街を破壊するモンスターを真剣に受け止めようという気持ちになかなかなれない。

 ただ、これほど長い旅を続けて大きな支持を受けているゴジラについて、僕なんかが批判めいたことを言うのもどうかな、という気持ちがあるのも確かだ。少なくともオリジナルのゴジラは、世界で最も認知された日本文化のシンボルだった。そして、その地位に値する存在だとも思う。改めて、監督の本多猪四郎は素晴らしい仕事をやってのけたのだと感じる。
 
 最近のゴジラだって、やっぱり最初のゴジラがあってこそだし、ゴジラは後に続く他のSF映画の基礎ともなった。僕は皆に鑑賞されるべき作品だと思う。最近のゴジラを観たことのある人は多いだろう。でも、このモンスターがそもそもどこからやってきたのか、どれほど長い道のりを経てここにいるのか、ぜひ自分の目で確かめるべきだ。






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● 「緊迫感があり、よく練り込まれた物語」
  評価:★★★★★★★★☆☆

 ゴジラが初めてにこの世界に解き放たれたのは1954年、もう60年以上も昔の話だ。ゴジラは一つのジャンルを作った作品だった。そして、同じジャンルの他の作品を評価する基準にもなった。公開当時の時代を反映した作品でありながら、同時に時代を超えて人々の心をとらえ続ける稀な作品でもある。

 数あるゴジラ映画の中でも最高なのが、この初代ゴジラだ。モンスターの全体像を見せるまでにかなりの時間をかけるという手法も興味深く、スピルバーグがジョーズで同じことをやったのは、ゴジラから20年も経った後だ。今の映画でも、この手法は観客の緊張感と期待を高めるうえで非常に効果がある。物語を積み重ねた上でようやく登場したゴジラの全体像は、これぞ本物の驚きと言えるものだった。
 
 強烈な印象を残すゴジラだが、実際にゴジラが登場するシーンの長さは、映画全体が100分未満であることを考えても、実はかなり短い。モンスターの存在感を高めるために登場シーンを長くするのではなく、逆に短く抑えるというやり方は実に面白い。
 
 この映画は、あの時代としては素晴らしい特殊効果でも人々の記憶に残っている。もちろん、今日の映画と比べれば時代遅れには違いない。ゴジラは明らかに着ぐるみをつけた人間だし、ミニチュアを使ったセットも、万人を納得させられるようなものではない。とはいえ、あの時代において印象的なものであったのは確かだ。製作者たちが試みたのは、観客が想像力を働かせられる映像を提供することだ。そして結果として、観客の頭から離れない伝説的な映像が出来上がった。さらに、足りないものを埋め合わせるだけの物語もあった。
 
 ゴジラはモンスターが暴れまわる映画であると同時に、暴走した科学技術と、そこから生まれた結果を描いたものでもある。これはある意味、映画が製作された時代が反映されたものでもあるのだろう。第二次大戦末期、アメリカは日本に二発の核兵器を投下した。また、通常兵器による大規模な爆撃も行った。この映画は、まだその余波が残る頃に作られたのだ。また、冷戦の初期段階において核実験が繰り返されていた時期でもある。この映画はその時代の感覚が強く感じられるものになった。そして感情を掻き立てる力もある。こうした要素が、同じジャンルの他の作品から感じられることはほとんどない。
 
 この要素のおかげで、ゴジラは驚くほど知的な映画にも感じられる。同じ1950年代にイギリスのBBCによって制作されたナイジェル・ニール脚本の「クオーターマス・シリーズ」にも匹敵するシナリオだ。両者に何らかの具体的な関係があるとは思っていないが、世界を襲う恐怖に科学で立ち向かうという点において、両者のシナリオはかなり似通ったものになっている。
 
 ゴジラの基本的なアイデアは、失われたはずの古代の力が科学の発達によって今の世によみがえり、現代の世界を恐怖に陥れる…というものだが、これもニールの脚本に極めて近いものを感じる。そして脅威の正体を見極めようと努力する科学者が登場し、権力者たちと衝突するというのも、やはり「クオーターマス・シリーズ」を思い起こさせる部分だ。実際、1950年代のその他のSFには比較的頻繁に登場した要素でもあった。だが、ゴジラほど思慮深い作品になっているものは稀だ。
 
 おかげで、ゴジラは時代を反映した作品でありながら、同時に時代を超えて鑑賞され得る作品となった。過去の恐怖が現代に甦るという要素は決して今も色あせていないものだし、原子力もまだ我々を脅かし続けているではないか。
 
 ゴジラにどう対処するかという議論は、ある脅威をストップさせるために、さらに恐ろしい兵器を使うことが正当化されるのかということでもある。これは冷戦時代の軍拡競争を思い起こさせるだけではない。無人機による戦争行為は許されるのか?大量監視社会は許されるのか?つまり「結果は手段を正当化できるのか?」という現在の我々が抱く根元的な疑問とダイレクトに繋がりを持っているのだ。
 
 だからこそ1954年に作られたゴジラは、公開当時同様、今も観るべき映画としての価値を持っており、数多くの続編やリメイクが作られた後でも独創的な映画としての地位を占めているのだ。この映画はとてもよく練り込まれたSF作品であり、今後数十年は鑑賞し続けられるだろうと思う。


(翻訳終わり) 




 なお、次回の更新は 三週間後の土曜日(12月14日)です。よかったら、また見に来て下さいね。




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コメント
おう半年ぶりやん
製作当時の核戦争への恐れが感じられるっていうのが興味深い
やっぱり芸術作品は時代や世相を反映するんだな
名無し #-|2019/11/22(金) 16:03 [ 編集 ]
5~60年代の海外の怪獣映画と見比べてみればいかにゴジラが優れているかよくわかる
海外の怪獣映画は大袈裟なキャッチコピーの割りにショボい内容のが多いがゴジラは破壊の限りを尽くし東京を焼け野原にしてしまう
No Name #-|2019/11/22(金) 16:16 [ 編集 ]
1950年代は世界中で地上核実験をやりまくってたんだよね
今ではなかなか想像つかない凄い時代だ
  #-|2019/11/22(金) 16:20 [ 編集 ]
特撮にケチつけてる人ってなんなん?
スターウォーズの最初の作品の特撮に文句言ってるのと同じだぞ
No Name #-|2019/11/22(金) 16:48 [ 編集 ]
映画の内容とは関係ないのだけど、
あのゴジラのクソダサいテーマ曲が自分は大嫌いなのだが、
なぜだか関係者にはオマージュみたいなものがあるらしく後の作品でも繰り返し使われてたのがイヤだった
No Name #-|2019/11/22(金) 16:54 [ 編集 ]
海外反応サイトはいっぱいあるけど
やっぱりここの翻訳が一番しっくりくる
また楽しみにしてます
No Name #-|2019/11/22(金) 16:54 [ 編集 ]
はい、こんにちわ!
名無しさん #-|2019/11/22(金) 16:55 [ 編集 ]
子供時代に見て初めて溜飲を下げた映画。
海外のレヴューにもあったが、同じく
芸能の世界に身を置くきっかけになった
作品。日本人の子供たちに虐められてた
幼い自分には東京を破壊するゴジラは
まさにヒーローだった。
No Name #-|2019/11/22(金) 17:01 [ 編集 ]
おかえりなさい。
最近レビュー系の海外の反応って殆ど無くなってしまったので、
復活嬉しいです。
No Name #-|2019/11/22(金) 17:29 [ 編集 ]
ゴジラのテーマがクソダサいと感じるなら、それは自分の感性がクソダサいと一般的な人から思われるということだから気をつけたほうがいいよ
No Name #-|2019/11/22(金) 17:29 [ 編集 ]
海外の人達が言う「最初のゴジラ」って怪獣王ゴジラの事で日本人が思い浮かべるゴジラとは微妙に違うんだよな
名無し #-|2019/11/22(金) 17:43 [ 編集 ]
数年前のゴジラ映画人気投票で佐野史郎が推薦作品に初代ゴジラを推しているの見て、本当にゴジラ映画が好きなのか疑わしく思ったな。
ゴジラに限らずシリーズモノの初代は、開祖としてランキングを越える存在だと思う。
No Name #-|2019/11/22(金) 17:58 [ 編集 ]
管理人さん、頑張りや
No Name #-|2019/11/22(金) 18:26 [ 編集 ]
お帰りなさい!翻訳ブログの中でも質、量ともにとても丁寧で楽しめる場所なので復帰されて嬉しいです。

初代ゴジラはエンタメ性と文学性がちょうど良い具合に混じってる作品。ゴジラと言う一見奇抜な怪獣による破壊なのに、それに現実味があるのはやっぱり登場する人物が陳腐になってないのは勿論、エキストラの台詞や行動までが本当によく練られて作られているからだと思う。芹沢博士は下手すれば作品の中でただの変わり者の科学者という現実離れしためっちゃ浮くキャラに為りそうなのに、そうならなかったのは役者の演技と人物背景をきちんと作ったことで真実味を持たせるのがとても上手かった。
エキストラで電車の中の会話で、女性が広島、長崎の原爆に続いて今度はゴジラのせいで放射能を心配しなくちゃ行けなくて愚痴るシーンや、ゴジラ来襲で実況するアナウンサーが死を覚悟しながらも話してるシーン、子供連れの母親が逃げるのを諦めるところや、被災した人達に合唱で慰めようとする女学生とか凄く印象に残ってる。
時代が時代なだけに、あそこまで放射能に対しての現実的な恐怖を描けたというのが大きいのかもしれない。
No Name #-|2019/11/22(金) 18:30 [ 編集 ]
ゴジラのテーマがクソダサいと言う意見は同意する、ゴジラの評価が最底辺だった頃に幼少時を迎えたので同じフレーズをやけくその様に繰り返すゴジラのテーマは正直ウンザリしてた思い出があるよ。世代に寄って意見変わるんじゃないのかな普遍的な曲とは俺はちょっと感じないかな。
No Name #-|2019/11/22(金) 18:30 [ 編集 ]
>日本人の子供たちに虐められてた幼い自分には東京を破壊するゴジラはまさにヒーローだった。

苛められたのは同情するが、日本人も苛められる人はいたので国籍だけのせいではない
それより芸能関係者ならゴジラ以上のアイコンを創れない事を嘆いた方がいいと思うよ
某国のテコンVのようなパクリではなくてオリジナルねw
No Name #-|2019/11/22(金) 18:41 [ 編集 ]
ゴジラ映画はリアルタイムでもビデオでも数々見てきたが
諸般の事情もあって初代を見れたのはそこそこ成長してからだった
そんな自分が一番感情移入できたのは特撮エンタテイメントでも反戦メッセージでもなく
芹沢博士視点のNTR劇だった(当時はNTRという言葉もなかったが)
幼馴染をぽっと出の主人公に奪われ、当てつけのように死んでいく博士の姿は
涙なくしては見られなかった
No Name #-|2019/11/22(金) 19:17 [ 編集 ]
ゴジラが地面から顔だけ出してる登場シーンはまじで怖かったな
不朽の名作です
No Name #-|2019/11/22(金) 19:36 [ 編集 ]
>科学者が権力者たちと衝突する「クオーターマス・シリーズ」を思い起こさせる

イギリスBBC制作のクオーターマス・シリーズがどういうものかは知らないが、加害側のそれと核兵器被害側製作のこのゴジラとではその製作意図はまるっきり反対かもしれん。「怖いものには逆らうな」なのか「抗え」なのかではまるで逆になる、ということ。
ゴジラを崇める彼らの言動も「核兵器は怖い。だから逆らわない」という心理を植え付ける為に利用できるからではないか?という危惧を以って眺めている。
No Name #-|2019/11/22(金) 19:57 [ 編集 ]
昨日もここを覗いて更新されてなくてガッカリしていたところだった
復活はホントにうれしい
無理をせずマイペースでやってほしい
No Name #-|2019/11/22(金) 20:15 [ 編集 ]
半年に一度でも更新してもらえるだけでも嬉しい
No Name #-|2019/11/22(金) 20:20 [ 編集 ]
日本を代表する世界的作曲家の伊福部さんをダサいと言い切れる無知さはいかにもネット民だよな(笑)
ろくな音楽の知識もないって言っているようなもんだからモノを知っている人の前では言わない方がいいよとだけ言っておくわ。
ちなみにダサく感じるのは伊福部さんの狙い、原始的リズムの反復が洗練された西洋音楽にないものがあるって持論を体現しているからだ。
二十代で海外の音楽家に絶賛され、クラシックマニアの黒澤明を始めたくさんの有名監督に愛され、今も方々の演奏会で演奏され、リスペクトされている作曲家に敬意を払えないのは恥ずかしいことだよ。
勿論あなたがそれだけ音楽にかけたものがあり自分の音楽に対する全てをかけて馬鹿にするならそれはありだが、覚悟のない安っぽい感性を誇る為の餓鬼っぽい了見なら止めときなさい。
No Name #-|2019/11/22(金) 21:44 [ 編集 ]
この映画の特撮に否定的な自称映画の勉強をしているってやつ、本当に勉強しているのか?
まぁCG特撮しか知らない世代なんだろうが、当時の特撮のレベルで最高峰の技術だし、着ぐるみってアイディアも画期的な独自のアイディアだったことを知らないだろ?
しかもミニチュアに至ってはあのレベルのミニチュアは現代でも再現不可能な高いレベルの作品なのはミニチュアの知識があればわかることなのに?
実際に映画を作ったことがない学校で適当なサンプリングを編集したCG映像の習作を作ったレベルのやつなんだろうな。
No Name #-|2019/11/22(金) 21:53 [ 編集 ]
日本映画黄金時代は
TV登場の
小津安二郎「お早よう」で終焉を暗示されて終わる
名無しのかめはめさん #-|2019/11/22(金) 22:04 [ 編集 ]
初代ゴジラに関する視点として、欠けてること時折感じるのは、東京が必死の思いで復興しつつある我が町だってこと。
いったん焼き尽くされ、がむしゃらに建て直したビル群が、原子力兵器のために生まれた「人知の及ばぬ自然」とも「悪意ある暴力」とも言いきれない、「知性を秘めた脅威」によってぶっ壊される無残さ。
今の東京が壊されるのとは、人の思いの重さが違うのじゃないかな。
No Name #SkBlRlY.|2019/11/22(金) 22:52 [ 編集 ]
別にダサいと思うのは何も悪くはないでしょ
それだけ頭から離れないメロディなわけだから
私は在来線爆弾のテーマ(正式名は?)が流れると血湧く
No Name #-|2019/11/22(金) 22:58 [ 編集 ]
> 僕は映画学校に通っているから、最先端技術を駆使した映像を普通の人よりはるかに見慣れている。そんなわけで、ゴジラの特殊効果を安っぽいとか言うのはアンフェアかもしれない

別に映画の学校に通ってなくても普通に最先端の映像は見られるし
最先端でなく、仮に10年前の技術だとしても 昔のゴジラのそれを超えている。
こういう技術というものは現時点において素晴らしく最先端であっても
大抵の場合 未来においては「遅れている」ものになる。
だから今の基準で過去のものを「安っぽい」と評価するのは
アンフェア「かもしれない」ではなく完全にアンフェアだろw
まぁこの人は若くて、自分が映画学校に通ってるってことを自慢したいんだろうな。
この人の意見こそ陳腐だわ
No Name #-|2019/11/23(土) 00:51 [ 編集 ]
伊福部が天才。ただただ天才。
No Name #-|2019/11/23(土) 02:08 [ 編集 ]
おかえりなさい
ここはグルメ系も面白いのでyelp翻訳も期待しとります
名無しさん #-|2019/11/23(土) 04:03 [ 編集 ]
首を長くして待っていました。
これからも良い仕事を期待しております。
身体に気をつけて細く長く続けて下さい!!
No Name #uxWP1Ox6|2019/11/24(日) 00:04 [ 編集 ]
待ってました!
これほどのクオリティの翻訳ブログは他にないので、これからも楽しみにしてます。
No Name #-|2019/11/24(日) 00:40 [ 編集 ]
これ最近観たわ、シンゴジラ観て興味があったから
アナウンサーが死ぬ直前まで実況してるのとか怖かったな
シンゴジラとの親和性も感じられて楽しめた
No Name #-|2019/11/24(日) 03:13 [ 編集 ]
待ってました!!お帰りなさい!!
No Name #-|2019/11/24(日) 17:16 [ 編集 ]
待ってました!!お帰りなさい!!
No Name #-|2019/11/24(日) 17:16 [ 編集 ]
映画学校の若造は、当時のってのが脳みそに無い

あの当時からしたら、最先端だわな
そして、今から見たらチープだろうが、今でも鑑賞には耐えられる

それが普遍的ですごいんだよ。何十年前の作だと思ってんだ!

私は今でも普通に見れるし、あのゴジラに恐怖も感じるわ~
あれは、象徴だから。

更新お疲れ様です
No Name #-|2019/11/24(日) 22:13 [ 編集 ]
伊福部先生のテーマ曲を誹謗する意見には、ただ、ただ、驚かされた。
そういう感性の人たちがこの世に存在すると、初めて知りました。
No Name #-|2019/11/26(火) 11:43 [ 編集 ]
おかえりなさい。無理せず続けていただけると嬉しいです。楽しみにしてます。
No Name #-|2019/11/28(木) 10:48 [ 編集 ]
お帰りなさい!

初代ゴジラはリアタイでは何度かテレビ放映していたのかな。キングギドラやモスラを先に観ていたので、同じゴジラとは思えず、子供心にも陰惨で怖かった印象が残っています。
No Name #-|2019/11/28(木) 14:09 [ 編集 ]
第二次大戦終戦からわずか9年後に公開でしょう?
当時の映画館の観客達は本当に恐ろしい思いをしたんじゃないでしょうか?、空襲を思い出して。
No Name #-|2019/11/30(土) 08:06 [ 編集 ]
唯々、リアルタイムに映画館で見たかった
その時に何を感じ思い浮かべるかを想像するだけで面白いと思った
余計な情報を入れずに偶然この映画を見たならば、
自分はどっぷりはまるだろうか
No Name #-|2019/11/30(土) 22:21 [ 編集 ]
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