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「東京物語」を観た海外の映画ファンは何を感じたか?【海外の反応・レビュー翻訳】

2019/02/08 15:55|日本の映像作品TB:0CM:48

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 今回は、かなり以前に頂いたリクエストにお応えして、小津安二郎監督作品「東京物語」の海外レビューを翻訳しました。

「東京物語」は1953年に公開された映画ですので、今から66年前の作品ということになります。高齢の夫婦が子供たちに会うために東京へ出てきたものの、忙しい子供たちからは温かく迎えてもらえず、心から歓迎してくれたのは血の繋がらない義理の娘だった…、というストーリーが、非常にゆっくりとしたテンポで語られています。

 興行的にも成功した作品で、国内はもちろん海外でも高い評価を受けています。英国映画協会が10年毎に選出するランキングの最新版では「映画批評家が選ぶベストテン」で第3位、「映画監督が選ぶベストテン」で第1位にランクされました。
 
 海外の映画のプロたちから高い評価を受けている本作品ですが、海外の一般映画ファンたちはどのような感想を抱いたのだろうということで、今回は映画批評サイト「IMDb」に投稿された東京物語のレビュー(投票数:42,436件、平均点:10点満点中8.2点)を翻訳しました。

↓では、レビュー翻訳をどうぞ。

翻訳元: IMDb







● 「涙の映画」
  評価:★★★★★★★★★★

 初めてこの映画を観た時のことは、今でも鮮明に思い出せる。ここダブリンにあるアート系の映画館で開催されていた日本映画フェスティバルで、この「東京物語」が上映されていたのだ。その段階では小津の名前も知らなかったのだけれど、退屈していたし、好奇心も感じたので、観に行ってみることにした。

 映画が終わった時、自分が涙を流していることに気づいた。そのことを気恥ずかしく感じたので、僕は周りに気付かれないようにすばやく涙を拭き、席を立った。出口に向かっている時に気づいたのだが、もうエンディングクレジットが流れている最中だったのに、席を立った人は僕以外にほとんどいない。館内は満席に近かったが、そのほとんどの観客は、次に上映される作品についておしゃべりしたりすることもなく、黙って席に座ったままだった。そして、その半分以上が涙を流していた。僕は映画館でそんな光景を目にしたことは一度もない。
 
 その後、DVDでもこの映画を観た。そして、じっくり考えてみた。このシンプルな映画が、なぜこれほど力強く感じられるのだろう。なぜこれほど多くの人々が「過去最高の映画の一つ」と評しているのだろう。なにより、僕自身がこれまでに観た映画の中でトップ10、いやトップ5に入るほどの作品だと感じたのはなぜなのか、自分で知りたかったのだ。でも、その理由はなかなか分からない。別に過去最高の脚本というわけではない。そして、本当の意味でオリジナルと言える要素もそれほど多くない。役者たちの演技は素晴らしいが、過去最高と呼べるほどではないし、撮影技術も平均的なものに思える。
 
 結局、この作品は極めて純度の高いアートだからあれほど素晴らしく感じたのだろうとしか、僕には言えない。僕にとって純度の高いアートとは、技術的には高度なことをやっていても、一見したところ非常にシンプルに見え、それでいて我々の人生における深い真実を表現しているものだ。
 
 僕が「東京物語」について考える時、他の映画と比較しようという気にはならない。その代わり、レンブラントの自画像やフェルメールの絵画、あるいはジェイムズ・ジョイスの「死者たち」のような小説と比べてしまう。いずれもシンプルで飾り気がないものでありながら、深みを感じさせるものだからだ。恥ずかしながら、アートについての正式な教育など受けたこともない僕が書くレビューだから、見当はずれのことを書いているかもしれないということは認めよう。ただ、ここまで書いてきたことは僕が本気で感じたことだ。
 
 これまでにも家族や老い、あるいは生命の本質を描いてきた素晴らしい映画はたくさんあった。でも、その中で、この「東京物語」はある種の完璧さまで手が届いた作品だと思う。だからこそ、僕が他の映画につけたことのない唯一の10点をこの作品に捧げたい。






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● 「東京物語の普遍的魅力」
  評価:★★★★★★★★★★

 全ての素晴らしい映画作品と同じく、この作品もスタイルやリズム、ディテールの表現などで独自の完璧さに到達している。ただ、「東京物語」で最も素晴らしいのは、その魅力が普遍的なものであることだ。だから全ての親にとっての映画でもあるし、全ての息子や娘にとっての映画でもある。つまり、全ての人に魅力が伝わる映画だということだ。この作品は半世紀以上も前に日本で作られたもので、遠く離れた場所で暮らす家族が描かれている。しかし、同時に、これは私たちや私たちの家族のことが描かれた作品でもあり、私たちの抱える問題や私たちの犯す罪について描かれた作品でもあるのだ。

 小津の作品は、観客が映画マニアであることを求めない。複雑な象徴的表現の意味を解き明かさなければ理解できないようなものではない。「東京物語」も最初の2/3は観客に微笑みを提供するコメディであり、後半の1/3に悲しみを伴う見せ場がやってくるという構成だ。
 
 小津安二郎は、この作品をとても穏やかで、一見とてもシンプルなものに仕上げた。ここで描かれているのは高齢の夫婦の物語だ。彼らは東京へ旅し、息子や娘たち、そして第二次世界大戦で亡くした息子の元妻であり、今は未亡人となった義理の娘に会う。子どもたちはこの老夫婦を愛してはいるものの、彼ら自身の生活や仕事があまりに忙しすぎるため、多くの時間を割くことはできず、結果として邪険な扱いをしてしまう。幼い孫たちも自分の祖父母のことをあまり知らず、もっと知ろうともしない。
 
 その中で、血の繋がらない義理の娘だけが老夫婦を心から歓迎し、彼らの旅を楽しいものにしようと努力する。老夫婦が家に戻った後、子どもたちは母が危篤状態に陥ったという知らせを受け取る。今度は彼らが実家に旅する番になったわけだ。
 
 小津はこの作品の中で誰も裁こうとはしない。しかし、年老いた夫婦の丁重な受け答えや微笑み、穏やかな声の下には、隠れた深い悲しみが表現されている。避けがたく強烈な疎外感が表現されている。家族を描いた実にシンプルなドラマを、実に深い真情を込めて語ってくれている。
 
 私はこの映画を観終えた後、すぐ電話を手に取り、母親と話をした。ただ声を聞くだけのやり取りだったが、どうしてもそうせざるを得ない気持ちになったのだ。






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● 「良さがあまり知られていない映画」
  評価:★★★★★★★★★★

 僕がこの映画を観たのは、ロンドンの映画館で外国映画の再上映がされていた時のことで、まだ一ヶ月しか経っていない。

 何年も前に、日本人の先生から「これは最も美しい映画の一つだよ。」と教わったことがあったのだけど、それは本当だった。ただし、その当時の僕は外国映画(ハリウッド映画以外)を観始めたばかりで、「東京物語」がどんな映画なのかまるで想像がつかなかった。それに、いわゆる「古典的な名作」と呼ばれている映画は死ぬほど退屈なのが普通だ。だから、そんな映画を観るリスクは避けたかった。そこでいろんなサイトのレビューを読んでみたのだけど、あまり好意的でないレビューが目立った。それで、当時の僕はこの映画を観ないことにしたわけだけど、それがいかに間違っていたか、今ではハッキリ分かる。他人の意見をあてにしすぎるものではないね。

 実際、「東京物語」は実に素晴らしい映画だった。僕としては是非この映画を皆におすすめしたい。「他人の意見をあてにするな」と言ったばかりだから、少々矛盾しているようではあるけどね。ただ、この映画を辛辣な言葉で批判する人達がいるのは確かだけれど、僕のように称賛する人々が大勢いるのも確かだよ。
 
 とにかく、小津安二郎作品のアートとしての美しさは完璧に近い。多くの人々がそれを語ってきたから、今さら全てを挙げる必要は無いだろう。僕としては、非常に独特なカメラワークに強く印象付けられた。1マイル離れたところからでも、すぐ「これは小津作品だな」と見分けられるほど個性的だ。
 
「東京物語」は(他のほぼ全ての小津作品も)家族の問題を取り上げている。社会が家族関係をいかに壊してきたか、そしてそれをうまく解決する方法は実質的に何もないということが描かれている。僕は、家族との関係を良いものにしようとする努力は無意味だという、絶望感にも似た不思議な気分にとらわれた。映画自体に強い感情表現が含まれているわけではなく、劇的に盛り上がるシーンもない。でも、それを観る者は感情の洪水を引き起こし、寝ている時に夢に見てしまうほど、強い印象を受ける。
 
 僕はこの映画に10点満点をつけた。そして、小津安二郎は最高の映画監督の一人だとも思う。他におすすめする小津作品としては「浮草」と「お早う」の二本だ。

 




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● 「瞑想的な傑作」
  評価:★★★★★★★★★★

 僕が学校の授業で「東京物語」を観たのはしばらく前のことだった。授業で映画を観たことは何度もあるけれど、あれほど多くのクラスメイトが胸を詰まらせる姿を見たことはない。一番興味深かったのは、なぜそれほど心を揺さぶられたのかについて、クラスメイトのほぼ全員がうまく説明できなかったことだった。

 そして残念ながら、それは僕も同じだ。それにしても、文化や時代の違いといった壁もあるはずなのに、これほどシンプルな映画にこれほど感情をかき立てられるとは、本当に驚きだ。

 小津安二郎は世界で最も優れた映画製作者の一人と考えられていて、「東京物語」は彼の傑作だ。これを否定する理由は見当たらない。小津のカメラは時折議論の対象になる。彼は通常、カメラを床(もしくは畳)の高さにセットする。これによって、観客は登場人物たちと一緒に座っているような感覚になるのだ。カメラはほとんど動かない。パンするのはかなり稀だ。物語の流れは瞑想的と言えるほどゆっくり展開していく。
 
 この「東京物語」には、小津の作品を映画学校の生徒や映画ファンの間で人気にした要素の全てが含まれている。彼のほとんど動かないカメラ、過剰に強調されたところのない現実的な登場人物、細部へのこだわり、ある感情を象徴する「物」の存在、完璧なタイミングの音楽など、小津のとどまることを知らない映画への情熱がスクリーンから溢れてくるようだ。
 
「東京物語」は、誰にでもアピールするタイプの作品じゃない。普通の映画好きなら、「古い」、「白黒である」、「退屈そう」だからという理由で敬遠するだろう。ただし、注意深くて細かいところまで目が行くタイプの映画ファンにとっては、「東京物語」は実に鑑賞し甲斐のある映画だ。

「東京物語」は、他の小津作品同様、アートとしての映画とはどんなものなのかを示す良い例になっている。ストーリーを語り、命の真実とは何かをカメラで描こうとしている映画だ。今の観客が期待するような「エンターテイメント」とはかなり離れた場所にある。爆発もなければ暴力もない、カーチェイスもない。これが小津だ。そして、その小津の最も優れた映画と考えられているのが、この「東京物語」だ。






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● 「輝かしい作品。完全無欠。」
  評価:★★★★★★★★★★

 この作品は史上最高の映画というわけではないかもしれないし、私個人にとっても最も好きな映画というわけでもない。しかし、史上最も完璧な映画だ。複雑だがシンプルで、簡単に理解できるのに、見るたびに新たな発見がある。過去に立って未来を見つめる映画でありながら、もしかすると、未来に立って過去を振り返る映画なのかもしれないとも思える。そして、全ての優れた日本映画の中でも最も日本的な映画だ。

 公開されて60年以上が経ったのに記憶されている映画であり、今から60年経ってもまだ記憶されている映画であり続けているだろう。私個人の意見だが、非英語作品の中でもっとも素晴らしい映画だと思う。それが「東京物語」という作品だ。
 
 私としては、映画を観る全ての人々におすすめしたい。ただし、まず先にやってもらいたいことがある。黒沢映画を観てほしい。ジブリ映画を観てほしい。日本文化についての知識を得てほしい。ピロー・ショットとは何かを学んでほしい。その後、この作品を観てもらいたい。確かにこの作品には「英雄の旅」、「英雄と輪廻」のような世代の違いも文化の違いも飛び越えて伝わる要素も含まれている。しかし、日本文化と深く結びつき、日本文化が染み込んでいるような要素もあるのだ。そして、その部分には努力をしても理解すべき価値がある。もちろん、文化的な背景を知らなくても作品を楽しむことはできるのだが、その体験はどうしても薄いものになってしまうだろう。

 例えば、ピロー・ショットについて簡単に説明すると、これは「枕詞」のようなものだ。シーンの変わり目に挿入され、一見、物語とは関係ない背景描写のようなショットのことを指す。小津は観客に息をつく機会を提供し落ち着かせるために、このピロー・ショットを実に効果的に使うのだ。私は、このピロー・ショットを見るのが大好きだ。これを見ながら、次は物語がどう展開するのか楽しみにして鑑賞する。ただし、これは実に日本的なやり方でもある。あまりに日本的で繊細な手法であるため、この映画に興味を持つ人ですら、事前に知らなければ注意を払わずに見過ごしてしまうかもしれない。
 
 この映画のプロットはシンプルなものだ。年配の夫婦が東京に住む子どもたちに会いに行く。しかし、彼らの子どもたちはあまりに忙しすぎるため、自分の親を温泉宿に追い払ってしまうのだ。一見したところ「年長者を敬え」というタイプの物語と解釈してしまうかもしれない。しかし、それだけではこの物語の真価がまるで分からない。ロード・オブ・ザ・リングを「世界征服を企む悪者をやっつけろ」という映画だと解釈してしまうようなものだ。
 
 プロットがシンプルなものであるのに対して、登場人物たちは非常に複雑だ。ただし、その複雑さはこの作品の持つ感情に訴える力を邪魔することはない。映画の最後で登場人物たちが同じ場所に集まる場面があるのだが、薄情だったはずの登場人物も優しさを見せた登場人物も含めて、彼ら全てに共感してしまうだろう。こんなことのできる作り手の手腕は実に印象的だ。
 
 今挙げたのは、この映画が持つ魅力のほんの一部に過ぎない。他にも複雑でありながら愛すべき要素はたくさん登場する。私は、まるで映画の形を借りた詩のように感じた。個人的に感じたことと言えば、私は自分が愛する映画、高く評価している映画を観ている時でも、つい「自分ならもっとうまく撮れただろうな。」と思ってしまうことがある。だが、「東京物語」を観ている時に、同じことは一切思わなかった。
 
 シンプルさと複雑さの同居は、タイトルが映った時から始まっている。「東京物語」というタイトルは、思いつく限り最もシンプルなものだっただろう。まるで歌のタイトルのようだ。しかし、これは同時に深いものでもある。東京は、世界で最も物語に溢れた都市の一つと言ってもいいだろう。さらにこの映画がリリースされたのは、第二次世界大戦末期にアメリカの大規模な爆撃によって破壊された後、復興が始まった頃のことだった。そうした背景まで考えてみると、このタイトルはまるで手の込んだ装飾が施されたドアのように感じられてくる。一見したところは、ただの実用的なドアだ。しかし、じっくり眺めてみるとその装飾は何かを象徴しており、細かい部分にも意味があることが分かる…、そんな印象を与えるタイトルだ。
 
 私は通常、「抑制的な映画だから」という理由で高い評価を与えたりはしない。「抑制的」とは単なる流行語のようなものだと思っている。ただし、この映画については例外だ。この映画はあらゆる面で見事なバランスを保っている。なにか一つの要素が過剰に強調されてこのバランスが崩れてしまえば、この「東京物語」が史上最も素晴らしい映画の一つであると言われることはなかっただろう。そのため、あらゆるシーンで実に見事に抑制が効いている。ここが小津作品の素晴らしさだ。
 
 ただし、この完璧なバランスがあっても、登場人物たちと彼らの発した言葉を好きになれなければ、これほどこの映画を深く愛することは出来なかっただろう。登場人物たちはただ生き生きと描かれているだけではない。実に重要なことを語ってくれるのだ。その一番良い例は主人公とその友人達が、バーで酒を飲みながら三人で自分の子供達について語り合うシーンだ。普通の映画なら、ここは使い捨てのジョークにしかならない。実際、彼らの語る言葉だけを拾っていくと、単なる安っぽいメロドラマのセリフのようにも思える。しかし、それがこの「東京物語」の中で聞くと、どういうわけか極めて深遠で哲学的な議論のように胸に響いてくるのだ。私は畏敬の念に打たれずにはいられなかった。
 
 それでも、これは「東京物語」のベストシーンではない。少なくとも私の意見では、やはりラストがこの映画のベストシーンだろうと思う。具体的に語って台無しにするつもりはない。しかし、このラストシーンを観て胸を打たれない人はまずいないだろう。他のシーンと同様に完璧で、映画全体を見事に象徴するシーンだった。
 
 憂鬱になりすぎることなく悲しみを表現し、説教臭くならずに物事の本質を語り、派手さはないのに実に魅力あふれる作品だった。「東京物語」は、かつて創造された中で最も成熟し、最も思慮深い芸術の一つだ。


(翻訳終わり)



 なお、次回の更新は 再来週の金曜日(2月22日)です。よかったら、また見に来て下さいね。




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コメント
まめぇ〜
まめぇ〜〜
名無しさん@Pmagazine #-|2019/02/08(金) 16:20 [ 編集 ]
主さんありがとう
読み応えありました
機会がありましたらまた小津関連の翻訳お願いします

by鎌倉住みの30年来の小津ファン
名無しさん@Pmagazine #-|2019/02/08(金) 16:46 [ 編集 ]
テレビで冒頭部分を見て、スローすぎてチャンネルを変えた記憶がどうも鑑賞意欲を減退させちゃうんだよなぁ。
「黒沢より小津だよ」なんて言う映画好きが複数いて勧めるので、今度再チャレンジしてみようと思います。

q #-|2019/02/08(金) 16:49 [ 編集 ]
やべえな観てないんだよな。
これを機にって言いたいところだけど。
  #-|2019/02/08(金) 16:53 [ 編集 ]
めぞん一刻の元ネタだよ
「私ずるいんです」
うぐいすパンマン #-|2019/02/08(金) 16:54 [ 編集 ]
ま~有る程度年齢重ねないと理解出来ない映画だし、むしろ20歳かそこらで理解出来る方が異常とまでは言わないが達観しすぎでこの先人生辛いだろって感じ。
な~ #-|2019/02/08(金) 17:08 [ 編集 ]
小津はカメラFIXしすぎに思える
ちょっと怖いくらいに
  #-|2019/02/08(金) 17:14 [ 編集 ]
黒澤明よりも遥かに素晴らしい小津監督
No Name #-|2019/02/08(金) 17:14 [ 編集 ]
東京物語、映画好きの友達に誘われて昔観にいったけど爆睡してしまった
その後でお茶して「面白くないと思ったら平気で寝られて羨ましい」と言われた
正直、小津が本当に面白いかなんて誰にわかるんだろう
理解できるとかできないとかで論じる人がいるけど、つまらないものを理解する必要が?
No Name #-|2019/02/08(金) 17:14 [ 編集 ]
亡くなった父親からおまえも観ろと言われた。その時は退屈そうに感じて興味もなかったけど、亡くなって落ち着いた頃に思い出して観たら涙が出た。もっと早く観てれば良かったな。
No Name #-|2019/02/08(金) 17:19 [ 編集 ]
観た時はあまり感動しなかった記憶があるけど、東京物語について書かれたものを読むと、これだけ素晴らしい映画に何故感動しなかったのだろうかと考えてしまう
俺の個人的な感性の問題を、現代日本全体の問題に広げるつもりはないが、東京物語が退屈だ、って人が増えれば増えるほど、日本は不幸な国になっていくのかな
スノッブ気取りで名画をひたすら観る、って強いたなかで観たからかもしれない
もう一度観てみようかな
No Name #-|2019/02/08(金) 17:19 [ 編集 ]
スノッブ気取りで名画をひたすら観る、って強いたなかで観たからかもしれない

これ鋭いと思う
それ以外で見た人間のほうが少ないかも
No Name #-|2019/02/08(金) 17:23 [ 編集 ]
小津だったら麦秋のが好きかな
No Name #-|2019/02/08(金) 18:00 [ 編集 ]
大学生のときに初めて観たが退屈だった
セリフの喋り方も独特でヘンだと感じた
しかし数年後また観たら、あまりの良さに戦慄したわ
一度でも小津を好きになると、もうずっと好きになるね
ずっと納豆嫌いだった人間が、あるときから大好物に変わるように
個人的には「お早う」が好き
すべての映画で一番好きかもしれない
名無し #-|2019/02/08(金) 18:15 [ 編集 ]
みんな考えすぎだよ
エンタメ映画ではないけど誰が見てもわかりやすい映画
特に戦後作品は洗練されたファミリードラマだから
名無しさん@Pmagazine #-|2019/02/08(金) 18:25 [ 編集 ]
観てないなぁ
TVの”日本映画の名作ランキング”みたいな番組で、チラホラ映される部分を見た位。
それでも、是非観ようって気持ちは起こらなかったな
外人さんのレビューで、これとか小津作品は、映画通じゃなくても楽しめる、みたいなこと書かれてたけど..
たしかに、これが撮られた当時だったら、映画の中のシーンが、そのまま、当時の社会の描写で、観てる人たちも、隣の家の出来事のように、難しい事考えずに、入り込めたのかもしれないけど。
現在は、当時と社会の状況が変わりすぎちゃってて、まず、スピード感が違うだろうし、映画の中では切ないストーリーになってる部分も、今の家族関係では「そんなもんだよな」で、片づけられちゃうかもしれない。
今の時代だと、この映画を、入り込んで観て感動できるって人は、むしろ、時代背景とか撮影技術とかまで目が行くような、映画通じゃないと難しいんじゃないだろか..
観ても、名作と言われてるのに、感動しなかった、おもしろくなかった、ってことになるのが怖いこともあって、観られていない、ってのもあるんだよね
通りすがりの日本人 #DL0dExLA|2019/02/08(金) 18:25 [ 編集 ]
世界的なあるある話なのかな。どこの国でもある話だから、この悲しさとか寂しさとかが共感呼ぶんだろうな。傑作とは思わなかったが人と語りたくなる映画だった。
名無し #-|2019/02/08(金) 18:29 [ 編集 ]
やんなっちゃうなぁもぉ
No Name #-|2019/02/08(金) 18:57 [ 編集 ]
全部見て文句言うならわかるが全部見てないのにうだうだ言うやつはコメントしないでほしい。見てない、興味わかなかった、だけ残して消えてくれ。しっかり見てからコメントしてくれ。
とろいで #-|2019/02/08(金) 19:20 [ 編集 ]
本当に素晴らしい映画だよね。この映画が昭和28年公開の映画とは思えないほどだった。
この映画の中で主人公の笠智衆が一人で岸壁に座っているシーンがあるのだが、おじいさん
ぽく見せる為に小津監督から背中に座布団を入れられて、背中が丸まって見えるようにして
いたそうな。この当時、笠智衆は48歳ぐらいで妻役の東山千恵子は15歳も年上だったようで
若くして、見た目がおじいさんだったのがもの凄い驚きだった。
No Name #-|2019/02/08(金) 20:01 [ 編集 ]
黒澤作品は見れるけどこっちは途中で挫折してまうなあ
No Name #-|2019/02/08(金) 20:24 [ 編集 ]
小津作品のなかでも東京物語は渡る世間は鬼ばかりと思えばわかりやすい
渡鬼をより情緒的より映画的に芸術性を高めたものが東京物語
古今東西に通じるシンプルで普遍的な話だから世界中の人に理解されやすい
名無しさん@Pmagazine #-|2019/02/08(金) 20:49 [ 編集 ]
前に見たけど退屈だったなぁ…。

映画で見せるようなもんかなぁと正直思った。
あ #Gia.iuKU|2019/02/08(金) 21:08 [ 編集 ]
池脇千鶴の大阪物語の方が好き
No Name #-|2019/02/08(金) 21:29 [ 編集 ]
実に普遍的というのがいいと思った
昔も今も変わらないんだなって
No Name #-|2019/02/08(金) 22:00 [ 編集 ]
退屈って人はまだ見るのが早いんじゃないかな
両親が老いてくるとよくわかるよ…
No Name #-|2019/02/08(金) 22:28 [ 編集 ]
人はなぜ生き、なぜ死ぬのか?
それを教えてくれた映画。
次の世代のために前の世代が死ぬ。
他の季節ものが家族の崩壊を描いたように、新しい家族を作るために古い家族は滅んでいく。
それを季節の変化のように、自然の摂理のように描いてるところがいい。
やっぱり「ハリーとトント」「みんな元気」とは描いてるものの次元が違うと思った。
とはいえ「ハリーとトント」は大好きな映画なんだが・・・。
No Name #-|2019/02/08(金) 22:42 [ 編集 ]
ある種の人たちには猛烈にハマる作品だけど、そうじゃない人もたくさん居るさ。
Not for meだよ
No Name #-|2019/02/08(金) 22:42 [ 編集 ]
昔の日本映画って絵が強いのが多い、て言うか、絵的に映画を撮ってた感じすらする大島渚とかもそうだった、観てる側としては疲れる、そこでシーンの変わり目に風景や黒味を差し込む、そこで一息つく

それが結果的に余韻(臭いとか匂いとか)を残すんだよな
        #-|2019/02/09(土) 00:25 [ 編集 ]
二十代のころ、地方都市の小さな映画館で初めてこの映画を見た。
とても胸を打たれ、上映中に涙があふれたのを覚えている。

この"とても日本的"と思える映画が、なぜ海外の人々を魅了するのか…
不思議でもあったけれど、それが普遍性と云うことなのだろうか。
ヴェンダースは「東京画」を撮り、イタリアでは「みんな元気」、
アメリカでは「ハリーとトント」、多くの映画人に影響を与えた。

感銘を受けるかどうかは、見る人の人生経験にも依るだろうけど、
小津が生んだ、世界的名作である事は間違いないと思う。







No Name #-|2019/02/09(土) 01:16 [ 編集 ]
客観的に観ていたらいつの間にか主観的に観てしまい、おまけに自己嫌悪までしてしまう映画でした。そして緩やかで胸の苦しい余韻が永遠にのこります。
No Name #-|2019/02/09(土) 01:26 [ 編集 ]
黒澤が流鏑馬なら小津は弓道。
黒澤が日本刀なら小津は陶芸。

東京物語は映画界の曜変天目茶碗みたいな立ち位置。
No Name #-|2019/02/09(土) 07:17 [ 編集 ]
何度かテレビで放送されてたのをチラッと観たような気がするけれど
内容を憶えていないのでこの機会に観てみます
No Name #-|2019/02/09(土) 10:45 [ 編集 ]
半年前くらいに見たけど普通に面白かったけど。
ちなみに20代、年齢ではなく情緒とか文化歴史に興味ない層が面白く感じないんじゃない?

俺は自分の祖父母世代(戦前)を懐かしく思いだした時に、そう言えば昔の人ってアメリカ文化が大量に侵食した戦後の現代人と思想や立ち居振る舞いがまるで違ったよな、と感じて違いを改めて見たくてこの映画に手を出した。

そこに映っていたのは、自分の祖父母世代である大正生まれの成人した子供達と、明治生まれの両親とのすれ違いの物語。
この映画は世代格差と同時に、社会変容に置ける人間の価値観の移り変わりも描いてるから、大正時代の祖父母世代を懐かしむつもりが明治時代の劇中人物である両親の方に感情移入していたのが驚きだった。

特にこういうサイトでは、日本賛美の記事でホルホルしながら諸外国の価値観が出たコメントにケチをつけがちだけど、自分達の先祖から見たら決して現代日本人の価値観や振る舞いの全てが鼻高々に誇らし気に感じるのもどうかと思えるね。


No Name #-|2019/02/09(土) 11:02 [ 編集 ]
半年前くらいに見たけど普通に面白かったけど。
ちなみに20代、年齢ではなく情緒とか文化歴史に興味ない層が面白く感じないんじゃない?

俺は自分の祖父母世代(戦前)を懐かしく思いだした時に、そう言えば昔の人ってアメリカ文化が大量に侵食した戦後の現代人と思想や立ち居振る舞いがまるで違ったよな、と感じて違いを改めて見たくてこの映画に手を出した。

そこに映っていたのは、自分の祖父母世代である大正生まれの成人した子供達と、明治生まれの両親とのすれ違いの物語。
この映画は世代格差と同時に、社会変容に置ける人間の価値観の移り変わりも描いてるから、大正時代の祖父母世代を懐かしむつもりが明治時代の劇中人物である両親の方に感情移入していたのが驚きだった。

特にこういうサイトでは、日本賛美の記事でホルホルしながら諸外国の価値観が出たコメントにケチをつけがちだけど、自分達の先祖から見たら決して現代日本人の価値観や振る舞いの全てが鼻高々に誇らし気に感じるのもどうかと思えるね。


No Name #-|2019/02/09(土) 11:09 [ 編集 ]
そうそう、感想ついでにもう一言加えると個人的に小津監督の力量以上に俳優の笠 智衆が衝撃的だった。

だって成人した子を持つ親役をやってるのに、劇中の娘役の人より実際の年齢は歳下なんだぜ?
衝撃的すぎて天才かよと思った。

実際の年齢より下に演じる人は現代でも五万といるけど、歳上の人を相手に二回りは歳下役に見立てて、自分は実年齢以上に落ち着き払って心身ともに違和感なく演じれる人なんてここ100年見てもこの人しかいないんじゃないかってレベル。
No Name #-|2019/02/09(土) 11:18 [ 編集 ]
小津監督が笠智衆を見つけ出したんだ!
黒澤監督が三船敏郎を見つけ出したのと似ている。
No Name #-|2019/02/09(土) 12:06 [ 編集 ]
映画に関しては日本人より外国人のコメントの方がずっと正直だし見識もあるような気がするな
No Name #-|2019/02/09(土) 16:58 [ 編集 ]
>スノッブ気取りで名画をひたすら観る、って強いたなかで

いやその、「スノッブ」っていうのはあくまで「悪口」、悪い意味のコトバだからね。

教養人気取りの鼻もちならないやつのことを、「あいつはスノッブだ」と貶めていうのであって、「スノッブ気取り」というのは意味が通らない。

そこをちゃんとわかってないと、うっかり(教養を褒めるつもりで)「あなたはスノッブですね」とか言ってしまいかねない。それは非常にマズいから一応書いておきますw
名無しよん #-|2019/02/09(土) 17:34 [ 編集 ]
この「東京物語」がわかるには、ある程度の人生経験がないと難しいと思う。
私も20代に一度見て、退屈でつまらないと思った。
でも祖父母の死を経験し、介護を間近で見て、両親の老後を考える世代になった時にたまたまテレビで見て、身につまされてじーーんときた。

喪って初めてわかる有り難さ、後悔、それでももう一度チャンスがあっても現実の事情に流されて、同じ選択をしそうな実情。
綺麗事ではなく、ズルさと情を併せ持つ家族という存在。
全てわかって、黙って受け入れる親の心情。
そんなものが合わさって、なのに淡々と流れる日常が凄く胸に迫った。

なんでもいいから、一度見てほしい。退屈に感じてもいいと思う。
それでも必ずいつか、ああそうだったのかと思う時が来ると思うから。
No Name #BqKzE/iQ|2019/02/09(土) 23:06 [ 編集 ]
この映画を
「退屈 面白くない 評価してる奴等は 通気取りのスノッブ」
って人がいるのはわかる
懐石料理を「味が無い 生魚が料理と言えるのか? 日本の料理を美味と言う奴は通気取りのスノッブ」
と言ってる一部のアメリカ人などと同じタイプの人間だ
そういう連中は 香辛料と化学調味料と 脂肪たっぷりの「美味しい」料理でも食べていれば良いだけ
自分にわからない 繊細・滋味・野趣・隠された手間と細部にわたく心遣い
が理解できないお子様舌の粗暴な人が 
懐石料理を「過大評価された つまらない料理」と非難するのはしょうがない事なのだ・・・

   
No Name #OARS9n6I|2019/02/10(日) 07:41 [ 編集 ]
この映画はハマったなぁ20代前半の頃だったけどとにかく衝撃を受けた
それから小津作品の上映があればいろいろでかけた日本映画の金字塔だね
映画は基本娯楽だけれどもこの映画は芸術にもなるんだよと教えてくれた
世代や地域、時間も超えていつまでも新鮮な驚きを与えてくれる
映画の基本を教えてくれるシナリオは練にねって映像は美しく無駄なく
No Name #-|2019/02/10(日) 12:32 [ 編集 ]
上のコメントだけど当然リアルタイムではないよww
上映館はほとんどなくて遠くの図書館まで観に行ったりしてた
あとはビデオが主だね
No Name #-|2019/02/10(日) 14:13 [ 編集 ]
これから小津に触れようとするヒトに言っておいた方がいいかも知れないのは、「あまり立て続けに連続で観ない方がいいかも知れない」ということ。
昔、名画座的なところで『晩春』と『麦秋』、それにたぶん『秋日和』だったか『彼岸花』だったかという3本立てを観て、そりゃ確かに小津ワールドにどっぷり浸かれるし観てる最中はいいんだけども、しばらくしてストーリーを思い出そうとして(かなりひどい)混線が起こったのは、今思えばアタリマエの話だった。
かなり乱暴な例えをすると、『タッチ』と『H2』と『クロスゲーム』が同時進行で連載されてるのを、それぞれ1話づつリアルタイムで読んでいくようなものでw
1つの作品を観てじっくり味わったあと、それなりの間を置いてから、次に別の作品を観ることをオススメしたい。
名無しよん #-|2019/02/10(日) 15:25 [ 編集 ]
大人向けの映画なので40過ぎれば見れる映画でしょうか、
黒澤映画の「夢」「生きる」も40過ぎないと面白くないと思いますが。
No Name #-|2019/02/10(日) 19:30 [ 編集 ]
評価の高い作品を面白く感じられないことが寂しいことだと思うのは理解できる。
黒澤明の七人のサムライや生きるを面白く鑑賞できなかったことがあるから。

東京物語に関しては一度目は退屈挫折。二度目は気付いたら涙がでていた。
オズはオズの魔法使いというか唯一オリジナル。
なんでこんな作品を作れるのだろう?それほど凄い作品だと思う。

だからといって、他のオズ作品を楽しめたわけではないが。
No Name #-|2019/02/10(日) 20:27 [ 編集 ]
静かな映画を、もうすぐ70歳の自分がゆっくりと見てみたいと思いました。
峠の地蔵 #-|2019/02/10(日) 20:42 [ 編集 ]
両方の国に長く住んだことあるけど、アメリカ人は黒沢が好き、イギリス人は小津が好きって話をよくしてたな。
特にロンドンは未だに小津映画特集を町の映画祭、イベント、テレビ、衛星放送でよく見る。
No Name #-|2019/02/12(火) 03:55 [ 編集 ]
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