
今回は米アマゾンに投稿された「千と千尋の神隠し」のレビューを翻訳します。
これはもう、知らない人を探す方が難しい映画でしょうね。
国内においては映画興行成績の歴代トップとなる記録を打ち立て、テレビ放送されれば視聴率は46%に達し、海外でもベルリン国際映画祭の最高賞である金熊賞や米アカデミー賞を受賞し…といった具合に、数々の栄冠に輝いた作品です。
米アマゾンに投稿されたレビューも891本(2012年6月21日現在)と、相当な数です。レビュアーによる評価の平均は5点満点中の4.5点で、集計は下図のようになっています。

スピルバーグやディカプリオなど、海外の映画人にも賞賛されている本作ですが、海外の一般の映画好きにはどのように受け止められたのでしょうか。
↓では、レビュー翻訳をどうぞ。 翻訳元: Amazon.com
※ なお、少々ネタバレを含んでますので、作品未見の方はご注意下さい。
● 「価値ある旅」 男性 イリノイ州 評価:★★★★★
このアニメーション映画がなぜ非常に多くの人に畏敬の念を抱かせるのか? 答えは簡単、実に素晴らしい作品だからだ。
僕は何かちゃんとした理由があって「千と千尋の神隠し」を手に取ったわけじゃない。ただ、多くの人から愛されている映画だということは知っていたし、そうした人たちの中には僕の友達も含まれていた。
それで、どんな映画なのか自分の目で確認することにしたわけだ。観終えた今、言えることは、本当に力強く、呆然とさせるような素晴らしい映画だったということだ。
(ストーリー解説部分省略)
僕がこの作品を鑑賞している時に感じた思いを言葉に表すのは本当に難しい。ただ、観る価値のある映画だということは言える。アニメーションで物語を表現すれば、これほど力強いアートになり得るんだ、という事を示す最高の例が、この「千と千尋の神隠し」なんだと思う。実写映画でこの作品と同じものを表現するのは無理だろう。

この作品で描かれているアートは、ただ「すごい想像力ですね」と言われるようなレベルをはるかに超えていると思う。それだけではなく、生み出された見事な創造物を、独創的かつ力強いストーリーに実にピッタリと組み込んでみせた。
僕は、この「千と千尋の神隠し」を心から愛している。鑑賞中に驚かされたものは数あれど、ガッカリさせられたものは一つもない。どうか、アニメーショだからという理由で、この作品を敬遠しないでもらいたい。
「千と千尋」は、人生という旅の中で何度も鑑賞でき、生涯を共にする価値のある映画なのだから。
● 「幼い少女にとって、そして親にとっても素晴らしい物語」 ニュージャージー 評価:★★★★★
「もののけ姫」のDVDを観た後、私はすぐに宮崎監督の作品、そしてアニメーションのスタイルのファンになったものです。この「千と千尋の神隠し」については映画館で鑑賞しました。事前に広告で見かけて、「良い映画」であるという事は聞いていたんです。
でも、「千と千尋」は「良い映画」ではありませんでした。「素晴らしい映画」だったんです!もちろんアメリカにも寓話は沢山ありますが、同じ物語が何度も何度も繰り返し上映されるのが常ですので、この映画は、そんな中に文学的な息吹を吹きこんでくれる新たな作品だと感じます。
ヒーローが自らの置かれた状況を打破するために成長を求められ…、といった昔からあるパターンの物語に新たな要素を追加しようとする素晴らしい試みではないでしょうか。
千尋は、同じ年頃の女の子なら誰もが自分を重ね合わせることのできる主人公です。最初は行儀の悪い子に見えますが、本当に悪い子というわけではありません。彼女の一家は引越しをすることになり、千尋は彼女の意志と裏腹に仲良しの友達とも引き離されることになります。それさえなければ、彼女が両親に腹をたてることもありませんでした。
彼女はただ、自分が快適な所に居たかっただけなのです。こうしたことも多くの女の子に実際に起こり得ることです。
その後、千尋は難しい状況に追い込まれます。クモと人間のハーフのようなボイラーの番人と対面した時は、果たしてなんと声をかけるのが正解なのか? 誰にとっても難しい問いですが、まして、千尋はまだ幼い女の子です。そして、その同じ晩には、彼女は自分が両親と同じ運命を辿らないよう、不快な魔女にも勇気を持って対峙しなければなりません。

どんな女の子だって(男の子も)、これを見せられたら「成長しなきゃらないんだ」という事が分かるはずです。世界は時として厳しい所にもなるんだ、それでも生きていかなきゃならないし、その中で自分ができる精一杯のことをやらなきゃならないんだと。
気弱で少し自己中心的だった千尋も、それら全てを学んで、内なる強さを持つようになり、周りの人を思いやれるようになっていきます。「千と千尋の神隠し」は観る人に力強いメッセージを届け、ずっと心に残り続ける作品なんだと思います。
私には4歳の娘がいるんですが、彼女がもう少し大きくなったら「千と千尋」のDVDを一緒に観ようと思っていて、その日が来るのを心待ちにしています。さらに、その下にも娘がいますので、彼女と観るのも楽しみですね。「千と千尋」は、きっと彼女たちの一番のお気に入りになるはずです。きっと何度も何度も繰り返し観たがることでしょう。
● 「単なる“アニメーションの傑作”を超えた作品」 イギリス ケンブリッジ 評価:★★★★★
稀に、ほんの稀にではあるが、ある一本の映画が単独で一つの文化と呼べる存在なってしまうことがある。他を寄せ付けない圧倒的な高みにそびえ立つ作品。「千と千尋の神隠し」とはそんな映画だ。
この映画は日本で興行記録を打ち立てた。西半球における評価も悪くはない。少なくとも、過去最高のアニメーション映画の一つとして、各所で言及されるような存在になったという事は言えるだろう。
ただ、宮崎監督のこの大作は、単なる「素晴らしいアニメーション映画」という言葉で括られるべきものではない。実写作品を含めた上で「素晴らしい映画」と評されるべき作品なのだ。
アニメーション部分の素晴らしさに関しては、すでに繰り返し賞賛されている。確かに技術的には卓越しており、アニメーションというジャンルだからこそ許される空想的性質を見事に活用し尽くしてもいる。
その点はもちろん素晴らしい。しかしながら、「千と千尋の神隠し」はさらに奥に踏み込んだ作品なのだ。
この作品は、人間性を損なう強欲や執着、強迫観念といったテーマを表現しつつ、同時に伝統的価値観の重要性も示してくれる。その心地良いまでの奥深さは、非常に良質な実写映画と何ら変わらないものと言えるだろう。
この作品が表現するのは奇妙そのものといった世界だが、見る者をあっさりとその世界に馴染ませてしまうだけの説得力も備えている。キャラクターと自分を重ね合わせるのが容易なのだ。
次にストーリーを簡単に説明させてもらう。ただ、中途半端に概要を聞いただけでは、この作品の持つ良さを十分に理解することはできない事は、あらかじめ承知しておいて頂きたい。それに、エキゾチックかつ実に奇妙な精霊たちの世界に対する純粋な驚きを損なう恐れもある。本来は、こんなふうに言うだけで十分なのかもしれない。「この作品はあなたを口もきけないほど驚かせる。そして、細部に注意を払って観ることで、より感銘を受ける映画なのだ。」と。
基本的に、これは千尋という10歳の少女の物語だ。彼女は両親とともに不思議な魔法と精霊の世界に迷い込んでしまう。両親は残酷にも、魔法によって豚の姿に変えられてしまった。取り残された彼女は、この世界の力関係や陰謀に巻き込まれながら、自力で生きていかなければならなくなってしまう。
親切だが、時に冷淡な精霊のハク、そして強欲な魔女の湯婆婆は千尋を手助けするが、邪魔をする事もある。千尋は苦労しながら精霊の世界から脱出しなければならず、また、両親を人間の姿に戻さなければならない。
頭が混乱しただろうか?

この映画を鑑賞する上で大事なことは、精霊たちの住むファンタジーの世界に浸りきって、2時間楽しんでやろうと思うことだ。そうすれば、観終えた後にはこの映画から何かを学べた事、充実した時間を過ごせた事を実感できるだろう。そして、間違いなく言えるのは、もう一度この映画を観たくなるということだ。そして、そうした気持ちになることこそが、良い映画である証なのだと思う。
本当に素晴らしい映画(例えば「荒鷲の要塞」、「スティング」、「グリーン・デスティニー」など)を観た後は数々の疑問を抱えつつ映画館を後にしてきたものだ。そして、その疑問の答えを見つけるべく、繰り返し何度も観ることになる。私にとって「千と千尋」は、また観たいという気持ちが今後も途切れることがないであろう不朽の名作なのだ。
純粋主義者たちは英語吹き替え版より日本語オリジナル版をありがたがると思う。だが、英語吹き替え版の親しみやすさも捨てがたいものがある。そして、アニメーション映画というものは、通常、実写映画よりセリフは少ないものだ。
職業人(私はアニメーターだ)としては、インスピレーションやアイデアを得るために繰り返し鑑賞したという側面もある。ただ、ここは普通の映画好きとして言わせて頂く。
「千と千尋の神隠し」は真に優れた作品で、必ず観なければならない映画なのだ。
● 「もののけ姫より曖昧で理解しづらい」 男性 カリフォルニア州 評価:★★★★
個人的意見ではあるが、この映画は、必ずしも良い作品と呼べるものではないと思う。 私は「もののけ姫」を観てすっかり感動してしまったので、「千と千尋」もかなり期待した上で鑑賞した。たしかに心を動かされたし、考えさせられる部分もあった。「もののけ姫」と同様に、イマジネーションが解放されたように感じる作品でもあった。
ただ、「もののけ姫」に比べると、物語に一貫性が欠けているように感じられたのも事実だ。
私が観たことのある宮崎作品は「もののけ姫」と「千と千尋」だけだ。だから、実は「千と千尋」の方が宮崎監督本来のスタイルで、いつも「もののけ姫」のような明快な作品を作ってきたわけではないのかもしれない。ただ、「もののけ姫」を観てしまった以上、この作品を基準にしてしまうのも、やむを得ないと思う。「もののけ姫」における物語の進め方や結末は完璧で、観終えた後の満足感も極めて強いものだった。
「千と千尋」の方はどうかと言えば、物語がスムーズに進行していくのは前半の45分だけだ。千尋の両親が豚になり、ハクや湯婆婆、カオナシに出会うところまでは問題ない。しかし、その後はストーリーが曲がりくねって進行するようになってしまう。そのせいか、キャラクターたちが困難な状況に陥っているはずなのに、そうは見えなかったり、ストーリーにおいて何が重要か分かりづらくなったりしてしまうのだ。

また、湯婆婆はもう少し意地悪なキャラクターであったほうがストーリーは分かりやすくなると思うのだが、これは翻訳のせいなのだろうか? 私にはなんとも言えない部分だが…。
他にも、映画のテーマとどのような関わりがあるのか理解しづらい要素はいくつかある。カオナシの存在は、その一例だ。このキャラクターは明らかに、映画のテーマと本質的な関係のある何かを表現するために登場するキャラクターなのだろうということは分かる。面白いキャラクターだとも思う。
ただ、このキャラクターはストーリーにどんな意味を与えているのだろうか。強いて言えば、「強欲」に関するテーマをさらに強調するためとも受け取れる。ただ、それは千尋の両親が豚になったことで表現できているので、重複になるのではないだろうか。
私はまだ一度しかこの映画を観ていないという状態だ。恐らく、この映画を理解するには、まだ時間が必要ということなのだろう。ただ、現段階での感想を言わせてもらえれば、やはり「もののけ姫」ほどの力強い芯のようなものが感じられないというのが正直なところだ。
● 「娘に見せるのが楽しみ」 男性 フロリダ 評価:★★★★★
この作品には際立って印象に残る要素が幾つもあります。だからこそ、私はこの作品を最高の作品だと思っているわけなんですが、まずはアニメーションについて語らせてもらいます。
細部の描写における宮崎監督のこだわり、これは他の作品ではめったにお目にかかることができないものです。

例えば、千尋が電車に乗っているシーンでは、窓に映る千尋の姿まできちんと描かれていることに感心しました。他の作品では、なかなか、ここまで細かい描写は見つけられません。
もちろんストーリーそのものも重要な要素です。宮崎監督のイマジネーションが並外れたものであることを示していることはもちろん、観客は退屈を感じることなく何度でも鑑賞できるだろうと思えるほどの素晴らしいものでした。
そして、これはあらゆる世代の観客に価値を認められる映画だろうと思います。どの年齢層の人にとっても魅力を感じるポイントがあるのです。私は娘にこの映画を見せる日を楽しみにしています。きっと彼女は、子供時代、10代、大人と成長するに従って、その都度、この映画の新たな魅力に気づいてくれることでしょう。
● 「優れた芸術として受け入れられるべきアニメーション」 男性 カナダ 評価:★★★★★
なんと輝かしい、そして愛情のこもった仕事なのだろう。この作品を見終えた後、私は嬉しさが体からこみ上げてきたものだ。この映画を他の幼稚なアニメーションと一括りにするのは正当な扱いではないと思う。他の作品と比較するのであれば、別の芸術分野の最高の作品と比較するべき映画だ。
この作品に出てくるのは欠点を抱えた主人公だ。悪人は登場しないので、外部の何者かと戦うというよりは、むしろ内なる戦いがメインになる。そして、舞台となるのは形而上学的とも言うべき精神世界だ。そんな作品でありながら、10歳の少女から90年のキャリアを持つ映画ファンまで、誰もが大いに楽しめるようなものになっている。
舞台はまるで夢の中のような世界で、物語は叙情的に構成されており、明確な悪人がいないにもかかわらず、緊張感とサスペンスがある。これら全ての事をアニメーション映画で達成しているのだ。「千と千尋の神隠し」は真の天才による仕事と呼ぶほかはないだろう。
この映画で表現されているのは、同情と思いやり、愛と奪還、隠れた強さと勇気の発見だ。だが、安っぽい感傷と涙で興ざめさせるようなものではない。全編を通して、ユーモアは抑えたものになっていて、派手さを避けた品位が保たれており、観客の知性を最大限に尊重する作り手の姿勢がうかがえる。監督の手にキスしたくなるほどだ。
この映画を、子供向けのおとぎ話と同列に扱うのは望ましいことではない。西洋のアニメーションとは異なり、この映画に登場する世界は、精神の深いところに根ざした空想世界なのだ。そして、その深さゆえに、物語を支える骨格として実にうまく機能している。
そして、この映画には魔法の粉を振りまきながら空を飛ぶ妖精は出てこない。煮え立った液体の入った大釜も出てこないし、意地悪な継母も、善良さの象徴である魅力的な王子様も出てこない。そんなわかりやすいものはどこにも登場しないのだ。
「千と千尋」で小さなヒロインが迷い込んだ精霊の世界では、人間は侵入者であり、混乱と騒動を引き起こす存在とみなされている。そして、それがまるで呼吸と同じくらい自然な事として描かれているのだ。
この映画を特別な存在にしているものが何なのか、うまく表現するのは簡単なことではない。なぜか?その理由は非常に些細なものから非常に大きなものまで色々とある。
まず、非常に些細な理由を挙げさせてもらうと、この映画では細かいところまで、あまりに見事に描きこまれているからだ。例えば、少女が靴を履くといったような仕草すら、非常に丁寧に表現されていて、製作者たちが敬意を持って子供たちを扱っていることに感心させられてしまう。しかし、そのおかげで、我々はいちいち映画を一時停止して見入ってしまうので、鑑賞が途切れ途切れになってしまうのだ。
次に、非常に大きな理由を挙げてみる。
基本的に「千と千尋」のストーリーは、主人公の意識の目覚めを観客と共に共有する形で展開していく。我らのヒロインはストーリーが展開していくにつれ、最初は自己中心的だったのが、寛大かつ勇気のある愛すべき魂の持ち主へと成長してくのだ。

しかし、ここで注意しておかなければならない。この作品は並のアニメーションではないということだ。この作品は知性を備えた観客によって鑑賞されることを前提としている。したがって、ストーリーの進行を説明してくれるような分かりやすいセリフは存在しない。ストーリーに関してだけではなく、キャラクターや、舞台となる世界や、テーマ等々に関しても同じ事が当てはまる。
例を挙げてみよう。この作品には「浄化」というテーマが繰り返し現れる。ストーリーの中で、様々なキャラクターが何かを吐き出すシーンがあるのだが、これが何らかの覚醒を促し、浄化につながっていくようだ。
吐くというのは、ある意味、嫌悪感を催すシーンだ。しかし、東洋においては必ずしもそうでないのかもしれない。現に、千尋は川の精にもらった薬を使って何かを吐き出させることで、幾人かの友達を助けたではないか。しかし、説明が無いために、嫌悪しか感じなかったのであれば、あのシーンの意味に気づくことはない。
つまり、「千と千尋」は、かなり頭を使って観なければ正しい理解が難しい映画なのだ。西洋のアニメーションとは異なり、何も考えないで鑑賞する事は不可能だ。並外れて美しく描かれている作品ではあるが、それと並行して恐怖や不快なものも描かれている。最大限に頭を働かせることが求められるのだ。そのような努力を払うことに気が進まない人は、この作品から何も得ることはできない。そうした人には「バンビ」をお勧めしておく。
ただ、「千と千尋」は今述べたような映画でありながら、同時に子供が親しみやすいものでもある。むしろ、子供たちの方が、彼らの親よりも有利な立場にあるのかもしれない。子供たちは西洋のスタイルや慣習にとらわれていない分、偏見の無い目で鑑賞できるだろう。
もちろん、子供たちにとっても、この作品の象徴的意味などが簡単に理解できるわけではないと思う。だが、製作者たちはあまりに見事に美しく表現しているので、正確に理解はできなかったとしても、感じ取ることはできるようになっている。そうして得たものは彼らにとって、後々の財産になっていくはずだ。
きっと「千と千尋」は、偏見を持たずに鑑賞する者に対してご褒美をくれる映画でもあるのだろう。全てを理解し尽くすには、アニメーションに対する偏見や予備知識を捨て去らなければならない。悲しいことだが、西洋では習慣的に「アニメーションは子供向けのものであり、高度に芸術的な表現をするメディアではない」と考え、壁を作ってきた。
そうした行為に対して宮崎監督の出した返事が、溢れんばかりの情熱を込めて作り上げられた、この「千と千尋の神隠し」という作品なのだ。
これまで実写映画に対して惜しみなく与えられてきたような高い評価や称賛を、この作品も受けて然るべきだと思う。もう少し率直に言わせてもらえば、ハリウッドが延々と大量生産し続けてきたゴミのような作品より上位にあるものだと思うし、次元の違う世界に存在している作品だとさえ思っている。
「千と千尋の神隠し」は本当に素晴らしい。この作品はアカデミー長編アニメ賞を受賞したが、実写を含めた全ての映画に対して与えられる作品賞こそ、本当にふさわしい賞なのだ。
(翻訳終わり)
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多くの方に愛されてきた映画「魔女の宅急便」原作シリーズの6冊セット。シリーズ完結を記念して刊行。13歳の満月の夜に、ひとり立ちの旅に出た魔女の子キキ。多くの旅立ちを経て、遂にあこがれのとんぼさんと結婚。そして、お母さんになります。まだ読んでない方も、このシリーズを読みながらキキと一緒に大きくなった方も、「魔女の宅急便」の世界を丸ごとお楽しみ下さい。 |
管理人より: この作品は、あちらの人にとってレビューの難しい作品だったようです。 「千と千尋には感動したし、価値あることが表現されているのも分かるけど、それを言葉でどう表現していいのか分からない」といった内容のレビューが多く見受けられました。
過去に翻訳した中で、宮崎監督が「千と千尋」に関する海外プレスのインタビューに答えている記事があります。興味のある方はこちらからどうぞ。↓
【翻訳記事】 宮崎駿監督がパリで「千と千尋」について海外メディアに語ったこと
なお、過去の宮崎作品レビュー翻訳記事は以下の通りです。よかったら、こちらもご一読下さい。
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